2008年 11月 08日
2ヶ月ほど前、9月の下旬頃のこと・・・・・・ 僕が所属する山の会の上部組織、長野県連盟が主催する「登山学校」の“講師”をやった。 と、ここまで読むと結構偉そうでカッコ良い。 これがレスキュー訓練や雪上訓練・岩トレの講師なら鼻高々なのだが、そんな役が廻って来るわけも務まるわけも無い。 実はGPS講習会と言うことで、まあ誰でも良いが最近良く使っている奴ということで指名された。 いよいよ講習の数日前・・・・・ いくら使い慣れているとは言え、普段使わない機能なども一応おさらいをしておかなければ、とGPSを引き出しから取り出そうと思ったら、そのGPSが無い・・・・・ アレ?どこにしまったかな?と探してみるが無い。 あせって、車の中やザックの中や部屋中を探し周ったがどこにも無い。 どうもその前週、山で使ったときに何処かへ置いてきてしまったようだ。 一瞬目の前が暗くなった。 どうしよう 講習で使うため、会員所有のGPSを何台か借用したが、これはあくまで受講者の為に集めた物、数に余裕は無い。 でもまあ何とか凌ぐとして、それでも事前に触っておきたいが、県連の役員が持っている為手元に無い。 ウーム・・・いずれにせよ必要な物、安くは無いし予定に無い出費でとても痛い20K円・・・・仕方がないと諦めてポチッとね。 有り難い事に在庫もあったようで、翌々日には届いた。 機種は以前と同じ英語版の一番安い奴eTrexの後継機eTrex H。 サイトの説明には高感度チップを搭載とあった。 あまり期待していなかったのだが、これがビックリ。 以前の機種では室内で衛星を捉えることができなかった。 深い谷などは仕方がないとして、ちょっとした樹林帯でも信号をロストして、位置を知ることができなかったのだが・・・・・ 今度の機種は室内でもちゃんと受信している。 思わぬことで買い換えることになったが、まあこれはこれで良かったかもと思えてきた。 さてさて前振りが長かったが、これからが短いけれども本題。 まだまだ普及率の低いGPSだが、“ちゃんと使えれば”道迷いは無くなる。 たとえ一時的に道を間違えることがあっても、自分の位置を見失い、山中を3日も4日も彷徨うなんてことは、”絶対に無い”と断言する。 長野県における遭難原因のトップは転・滑落だが、これは山の状況の特殊性であって、全国の遭難原因の約半分近くが道迷いなのだ。また、直接の死因は転落や疲労凍死であっても、道迷いがその誘引になっている場合が少なくない。 山で死にたくない人、GPSを使いましょう。 僕はGARMINの営業マンではないし、袖の下も貰っていないので念の為。
by zukunasi_7
| 2008-11-08 00:14
| 山
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