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ずくなしの気ままに 花・山

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2006年 12月 18日

GPS

先月、GPSを購入した。
今回の山行で2度目の使用だが、だいぶ使い慣れてきた。
ウエイポイントを設定しておけば、そこまでの方向距離などをナビゲーションしてくれるのは便利だし、自分の通ってきた道を戻る場合など、ほぼ正確に遡ることも出来る。そして何より、山中で今自分のいる位置を、地図上で明確に知ることができるのは、非常に心強い。
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僕が購入したGPSは、GARMIN/etrexの一番安いタイプである。付属品などを含め2万円弱だった。
地図は搭載できず、設定したルートやポイントまでの距離や方向はわかるが、自分の位置を知ると言う意味では、緯度経度の数値を読み取るしかない。
このことで、購入までには相当に迷った。
地図を搭載できるタイプであれば、カーナビと同じように、一目で自分の位置を知ることが出来る。
しかし、地図の搭載できるGPSは非常に高価だ。日本語版のカラー液晶最上位機種なら12万程度、安い物でも数万円する。付属の地図だけでは山で使うには不足で、別途地形図を購入しなければならない。10万円近い出費になり、到底手が出ない。せめて数万が限度だろう。
しかし、地図が表示されずに、緯度経度の数字だけの安いタイプのGPSで、どれだけ有効に使えるものか、疑問であり、不安でもあった。地図上に15秒程度の間隔で緯度経度線を引けば、ある程度は使えると思ったが、その労力もさることながら、地図が線で埋まってしまう。
さて、どうしたものかと考えていたところ、マップポインターと言う簡単なスケールのような物の存在を知った。地図上に分単位の緯度経度線を引き、秒単位の数値をこのマップポインターの目盛りにあわせると、地図上で自分の位置を示してくれる。緯度経度の線引きも、カシミールで簡単に表示印刷できる。これならば一番安いGPSでも、十分に使えそうだと思い、購入に踏み切った。

結果として、大正解だったと思う。
確かに、地図搭載のGPSならば一目瞭然、マップポインターを当てる手間は要らない。しかし、その手間は地図にコンパスを当てる手間とさほど違いがある訳ではない。その差が数万円となると、地図の表示がないことなど、全く問題にならないと思う。
GPSで緯度経度の数値を読み取り、マップポインターを地図に当てるだけで、今自分のいる位置が、二万五千分の一の地図上でほぼ1㎜の精度で把握できる。爆撃をするわけではないから、それ以上の精度は実用上不要だろう。

実際の山歩きでは、GPSを頻繁に使うなどと言うことは無い。
今までも、地図とコンパスだけで歩いていたわけだし、アルプスの登山道などなら、地図を開くことすらほとんど無しに帰ってくることも少なくない。
しかし、ガスなどで視界が閉ざされたり、暗くなってきた時、地図コンパスだけでは自分の位置が判らない。そうした時、GPSで地図上に自分の位置を正確にプロットでき、コンパスで方向を合わせられれば、まず迷うことは無いはずだ。雪で道が消えてしまう冬山や、バリエーションルートなどでも威力を発揮するだろう。
山岳遭難の大きな原因の一つに道迷いが有る。遭難の中で大きなウエートを占めている。これもGPSが有れば、相当数が防げるはずだ。
そう言う意味で、2万円弱の出費はリーズナブルだと、僕は思う。良い買い物だった。

by zukunasi_7 | 2006-12-18 18:54 |


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