ずくなしの気ままに 花・山

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2008年 12月 31日

山納め

28日、今年の山納めとして、日帰りで八ヶ岳の主峰赤岳へ行ってきた。

美濃戸口に車を置き、6時半過ぎに出発。
圧雪の林道を歩く。雪はまだ少ないが降ったばかりの雪が笹の上に薄っすらと乗っている。
50分ほどで美濃戸につく。
美濃戸からは南沢を行く。凍った路の上に新雪が乗り、それが適度に踏まれ、まるでクッション材で舗装した歩行専用道のようでとても歩きやすい。
空は曇っているが風も無く穏やかで、夏であれば沢音が騒がしいのだろうが、雪に埋もれた沢は流れの音を発することも無く、シーンと静まり返った沢筋の道を登っていく。
中ほどで一度休みをとり、9時45分頃行者の小屋に着いた。

ここで腹ごしらえをして上着をヤッケに換え、ピッケルを出す。
10時ちょっと過ぎに出発。やはり八ヶ岳は人が多い。しっかりと踏まれたトレースをたどる。
当初は中岳沢を登り阿弥陀へ登ることも考えていたが、新雪がしっかりと積もっていて雪崩が恐いので文三郎道を行く。
樹林帯を抜けて、鉄網の階段の始まる手前でアイゼンを履く。
ここまで、上空の風音は聞こえたもののほぼ無風に近かったが、樹林を抜けたとたん風が吹抜ていた。

階段の途中は下ってくる人も多く、多少渋滞気味。人をかわしつつゆっくりと登る。階段部分を抜け、傾斜が少しゆるくなる辺りから、猛烈な風にさらされるようになった。
赤岳から中岳・阿弥陀への尾根に近づくにつれ、風はますます強まっていく。風に飛ばされた雪片が顔の露出部分に当たるととても痛い。救いはおおむね追い風であることか。
視界はガスって、すぐ近くに有る阿弥陀も見えていなかった。

ここで阿弥陀は完全に諦めて赤岳を目指す。
ジグをきった斜面を登り、少しトラバース気味に登った後鎖場に出る。
相変わらず風は強烈ななかで、息をする様に強まったり弱まったりする。風の強まった時、それでも人が飛ばされるほどではないが、煽られて不安定になる体を、風に背を向けてじっとこらえ、風の弱まりを感じるとまた歩き出す。
どの程度の風か、なかなか判りやすい説明がしにくいが、雪の上を、風に飛ばされた小石がころころと転がって行く程度と言えば判るだろうか。
鎖はほとんど埋もれることなく露出していて、急な場所では随分と安心感があった。

鎖場を抜け、最後の階段を登って頂上に着いたのは12時15分。
先ほどよりはガスが途切れ、下の風景が見えるようになってきていた。地蔵尾根を下ろうかとも考えたが、この強風の中、稜線を歩く気にもなれず、来た道を戻る。登りでは追い風だったが、今度はまともに風に向かって進む、早く風から逃れたい一心でそそくさと降りる。コルから少し下ると少し風が弱まり、それでも普通なら充分に強い風なのだが、随分とホットした気分になる。
いやらしい半分雪に埋もれた鉄の階段を下って、行者の小屋へ戻ったのは1時半過ぎだった。

降りてくると曇っていた空が綺麗に晴れ上がり、先ほどまでいた赤岳が、真っ青な空に聳え立っていた。
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時間も早いので昇りとは路を換え、北沢を通って帰る。
美濃戸からは運良く、山荘の車に便乗させてもらい美濃戸口に戻った。

一体今年はどのくらい山へ行ったのか、改めて振り返ってみる。

 1月13日     西岳           日帰り     2名
 2月 2~3日  上高地~横尾     非難小屋    3名
 2月23日     蓼科山         日帰り     2名
 3月 2日     鉢伏山         日帰り     5名
 3月16日     宝剣岳         日帰り     2名
 3月22~23日 南駒ケ岳        テント泊    3名
 7月16日     蝶ヶ岳          日帰り     2名
 7月20日     爺ヶ岳          日帰り     2名
 7月26~27日 雪倉岳(鉱山道)   非難小屋   8名
 8月 7~11日 雲の平~黒部五郎  テント泊    2名
 8月31~ 1日 甲斐駒(黒戸尾根)  テント泊    単独
 9月14~15日 奥穂~北穂      テント泊    2名
 9月21日     霧が峰         GPS講習会
10月 4日     奥穂~前穂      テント泊    7名
10月13日     燕岳           日帰り     単独
10月19日     坊抱岩         クライミング  4名
10月26日     坊抱岩         クライミング  4名
11月 2日     霞沢岳(島々~徳本)テント泊     3名
11月 9日     坊抱岩         クライミング  4名
11月15日     燕岳     体調悪く途中敗退    5名
11月23~24日 鳳凰山(夜叉神から) テント泊    2名
11月29日     西岳~編笠       日帰り     5名
12月 7日     遠見尾根        雪上訓練   8名
12月13~14日 甲斐駒(黒戸尾根)  テント泊    5名
12月28日     赤岳           日帰り     2名

こうして見ると、山行回数24回。月2回ペースで登っている。
よく行ったとも言えるし、こんなものかとも思える。
4月~6月は仕事がとても忙しく、山にいけなかったのが残念。後半はちょっと行き過ぎか、まあ、暇だったからね。見事に景気を反映している。
以前多かった単独が減って、人と一緒に行くことが多くなった。
これだけ山に行きながら、山行記を書いたものがほとんど無いのは反省点、もう少し写真も撮らなければと思う。

来年はどのような年になるのか、不景気の中仕事の面も相当頑張らないといけない。あまり山にいけてしまうのも問題あり。

さて、今年ももう押し詰まって残すところ数時間。
来年が皆様にとって、また自分にとっても良い年になりますよう心から願う。
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by zukunasi_7 | 2008-12-31 19:49 |